現在、多くのスーツケースには「TSAロック」が標準装備されています。
TSAロックは、アメリカ運輸保安局(TSA)が認可したスーツケースの鍵のことです。
TSAはアメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration)の略称です。
911のテロ以降、アメリカでは航空機の受託手荷物を目視検査しています。
TASロックでスーツケースの鍵が壊されるのを回避できる
TSAの職員が目視検査する際、スーツケースに鍵が付いている場合は、鍵を破壊して検査することが許されています。
しかし、TSAロックがついていれば、TASの職員が合鍵で開錠して検査できるので鍵が壊される心配はありません。
以上の理由から、TSAロックがついています。
TSAロックはアメリカ限定
ただし、TSAロックが必要なエリアは、アメリカのすべての州、グアム、ハワイのみです。
そのため、アメリカに行く際は必須の機能ですが、アメリカ以外の国に行く場合は必要のない機能です。
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